【日本一カンタンに】英語の語彙力をアップするたった1つの方法
公開日:2019/01/24
最終更新日:2019/02/13
みなさん、こんにちは。55段階英語村@銀座、スタッフのJuneです。
今日は、【日本一カンタンに】英語の語彙力をアップする方法、それもたった一つの方法をお伝えします。
英語の語彙力アップは、英会話学習者の最大の悩み
英語を上達させたいと思ったときに、「語彙の少なさ」は大問題。
英語村の生徒さんの入学時の課題ナンバーワンは、「語彙力をふやしたい」ということです。
なぜなら、学習者のみなさん、「これって英語でなんて言うの?」という壁につきあたることがあまりに多いから、なんです。
そんな「言いたいことが英語でいえない」というお悩みからみなさんを一刻も早く救えないだろうか??
もしかしたら、もうすでに知っている言葉かもしれないのに、使い方が分からないことで、四苦八苦しているのではないか?
そう考えて作ったのが今回の記事です。
一般的な「英語の語彙力アップの方法」って?
実体験から申し上げますが、たとえ既存の英会話スクールに通っても、たいして効果のある語彙力アップの方法を教えてもらえるわけではありません。
私自身、体験レッスンや、レッスンごとのフィードバックで、「語彙力が課題」「語彙力を伸ばすべき」と何度言われたことでしょう。
インターネットで検索すれば、たくさんの「語彙力アップのための情報」を無料で入手できます。
英語 語彙力 アップ 本
英語 語彙力 アップ アプリ
こんなキーワードをGoogleの検索窓に入れさえすれば、たくさんの情報に出会えます。
しかし、情報量が多すぎて、自分に合った方法が見つからない、と言う問題が生じます。
しかも。
ちまたで紹介されているのは、「記憶に定着させるために、5回~6回は繰り返しましょう」「赤シートを使いましょう」など、受験か!とおののいてしまうガチの根性論です。
受験や資格試験で必要だから、ガチで取り組む所存です、という方も、もし、ラクにカンタンに英語の語彙力をアップできる方法があったら、知りたいと思いませんか?
日本一カンタンな方法で、英語の語彙力をアップさせる
今回ご紹介するのは、「なーんだ」と拍子抜けしてしまうくらいカンタンな方法です。
一度読んだら、その場で「ナルホドね!」と納得して、忘れない。
そんな内容であること、請け合いです。
ポイントは、「新しい単語を詰め込むのではなく、すでに知っている単語の意味と使い方を拡大する」ということです。
たとえば、「ボタン」という言葉は皆さんご存知ですね。
私は、この「ボタン」という名詞が、同時に「ボタンをかける」という動詞にもなりうることを、知りませんでした。
このことは、英語村の講師・トーマスとこんな会話をしたことから気づきました。
まじか!!という衝撃でした。
そして、同時に、「こんな簡単なことすら英語で言えないのか私は」という事実にも衝撃を受けました。
ということで、語彙力をカンタンに増やす方法とは、「名詞⇔動詞のリバーシブル単語」を知ることだ!と考えついたわけです。
名詞としても動詞としても使える「リバーシブル単語」
これが、カンタンに語彙力をアップするカギ♪
「名詞⇔動詞のリバーシブル単語」をみつけて、カンタンに語彙力をアップする
リバーシブル単語をみつけるためには、ポイントがあります。
【カタカナ英語を利用する】
カタカナ英語には名詞が多いです。
しかし、実は動詞として使えるのに、意外とそのことが知られていません。
名詞としての意味は知っているけど、
動詞としての意味を知らない(使いなれていない)言葉を利用する
動詞としての意味は知っているけど、
名詞としての意味を知らない(使いなれていない)言葉を利用する
こんな言葉を集めていくと、カンタンに語彙力をアップできます。
ちなみに、【日本一】と銘打っている理由は、カタカナ英語が日本固有のものだから、ですね。
よく、「日本人が英語が話せない理由」として「カタカナ英語に汚染されているからだ!」なんていわれている、かわいそうなカタカナ英語さんですが・・
今回、このブログでは、日本人の生活にすっかり根付いているカタカナ英語を利用して、実際の英会話で使われている表現にブリッジしていこうという、そういう企画です。
さあ、まずは、身近なところから「リバーシブル言葉」集め、始めていきましょう。
「からだ」にまつわる名詞⇔動詞リバーシブル単語
単語を一つひとつご紹介しながら、名詞用法の例文と、動詞用法の例文を順番にご紹介していきます。
学校では習いませんでしたが、
動詞 は 英語で Noun
です。
また、この記事は音声・例文つきです。
音声は、「一語一語はっきり」を1回、「ナチュラルスピードで」1回、これを続けて読み上げています。
音声は、男性・アメリカ人講師のトニーが担当しています。
(トニーのレッスンは、めちゃくちゃ楽しい!と大人気なんですよ^^)
では、どんどん英語の語彙力をアップしていきましょう^^
「フェイス」は、とてもなじみのあるカタカナ英語で、子どもでも知っていますね。
でも、動詞の意味はあまり意識したことがない方も多いのではないでしょうか?
TOEICのリスニングパートで写真の描写問題がありますが、動詞のfaceは頻出の単語ですね。
(ここは、動詞の例文を多くご紹介します)FACE
Noun: 【名】 顔You have some sauce on your face.
(顔にソースがついてるよ)Verb: 【動】 面する、顔を向ける
Face me so I can wipe it off.
(私の方を向いて、そしたら拭けるから)The Eigomura building faces to Mitsukoshi.
(英語村のビルは三越に面している)I won’t be able to face her ever again after this party.
(このパーティが終わったら、もう二度と彼女に顔向けできない)Kei Nishikori faced John Djokovic this Wednesday.
(今週の水曜日、錦織圭はジョン・ジョコビッチと対戦した)We have to face this fact.
(我々は、この事実に向き合わなければならない)Japan is now faced with a serious diplomatic problem.
(日本は深刻な外交問題に直面している)
HAND
「ハンド」も、子どもでも知っているポピュラーなカタカナ言葉です。
動詞の意味は、「手が担う動き・働き」を表していますね。
HAND
【名】 手、手助け
【動】 手渡すNoun:
I have a cut on my hand.
(手に傷があります)Hey, give me your hand.
(ねえ、手伝って)Verb:
Could you hand me a bandaid?
(ばんそうこうをとってもらえませんか?)
HEAD
「ヘッド」、こちらもみんなが常識として知っている言葉です。
動詞になると、「頭が向いている動作」の意味になっていますね。
HEAD
【名】 頭
【動】 進む、行くNoun:
I have an annoying song stuck in my head.
(うっとうしい歌が、頭からずっと離れないんだ)verb:
What time do you want to head to the restaurant?
(何時にレストランに向かいたい?)
KNEE
有名な歌で(Head, shoulders, knees and toes)覚えている方もいるかもしれません。動詞の意味はやはりひざを使った動作となります。
KNEE
【名】 ひざ
【動】 ひざで突くNoun:
I have had a pain in my left knee for a week.
(1週間、左ひざが痛かった)Verb:
In Muay Thai it is legal to knee one’s opponent.
(ムエタイでは敵にひざげりをしても良い)ちなみに、「ひざをつく」は英語で「KNEEL」となります。
HEEL
「ヒール」も「かかと」の意味が浸透していますが、動詞の意味には「へ~!」というちょっとした驚きがあるでしょう。
HEEL
【名】 かかと
【動】 ~の後についていくNoun:
Ahhh! Help! This dog is biting my heel!
(あぁぁ!助けて!この犬が私のかかとにかみついてる!)Verb:
A good dog will heel next to its owner.
(良い犬は、飼い主の後についていく)
SKIN
「スキンケア」などで、「スキン」という言葉もみんなが知っています。動詞の意味は、ちょっと痛そう・・ですね。
SKIN
【名】 皮膚
【動】 皮をむくNoun:
Can you recommend something to help with dry skin?
(乾燥肌に良いものをお勧めいただけますか?)Verb:
Wear these knee pads so you don’t skin your knee.
(ひざをすりむかないように、ニーパッドをつけなさい)
服にまつわる 名詞⇔動詞 リバーシブル言葉
体にまつわるものの次は、衣服にまつわる言葉をチェックしていきましょう。
さきほど、私の実体験からご紹介させていただきました。
ちなみに、「ボタンを外す」という意味の英語(動詞)は、「unbotton」です。BUTTON
【名】 ボタン
【動】 ボタンをかけるNoun:
I sneezed and my top button shot off!
(くしゃみをしたら、一番上のボタンがはじけ飛んだ!)Verb:
You should button up your coat, otherwise you’ll catch a cold!
(コートのボタンをしめなさい、じゃないと風邪ひくよ!)
BUCKLE
この「バックル」と言う言葉も、ベルトのバックル部分を指す意味しか知らない方は多いのではないか?と思います。ベビーカー(ベビーカーは和製英語で、英語ではstrollerと言いますが)のベルトを締める動作も、この「buckle」で表します。BUCKLE
【名】 (ベルトの)バックル
【動】 (バックルで)留めるNoun:
That is an interesting belt buckle.
(それ、面白いバックルですね)Verb:
Hey, buckle up first!
(ねえ、まずシートベルトしめて!)
COAT
こちら「コート」も、動詞としての使い方にはあまりなれていない方がいるかもしれません。「コーティング」という言葉から、「コート」が動詞であるとわかっていた方もいるでしょうか。
COAT
【名】 コート、上着
【動】 表面を覆うNoun:
You should wear a coat today.
(今日はコートを着た方がいいよ)Verb:
Should I coat it with primer first?
(最初に下地でコーティングしたほうが良いですか?)
ZIP
有名な朝のテレビ番組のタイトルから覚えた方も多いでしょうか?
「ジップをする」は、「zip」ですが、「ジップを開ける」は「unzip」となります。ちなみにアメリカ英語では、名詞は「ZIPPER」となります。
ZIP
【名】 ジッパー
【動】 ジップをしめるNoun:
Have you ever gotten skin pinched by your zip?
(ジッパーで肌をはさんじゃったことって、ある?)Verb:
Be careful when you zip up your coat.
(コートのジッパーをしめるときは、注意しなさい)
台所にあるもの 名詞⇔動詞 両方使える単語
続いて、これまた生活に密着した場面から、「常識」と思われている単語の意外な意味をご紹介していきます。主に動詞の意味にナルホドと思われる方が多いのではないかと思います。
WATER
英語村のレッスンで、このwaterの「動詞の意味」をお伝えしたところ、生徒さんがとても「な~る~ほ~ど~!!」と驚いていたそうです^^WATER
Noun:
There is blood in the water.
(水の中に血が入っている)Verb:
Can someone please water the plants.
(誰か、植物に水をやってくれる?)
BOTTLE
私なんかは、この動詞の意味を知ってから「コカ・コーラ ボトリング」という会社名の意味が始めてわかりました・・
BOTTLE
【名】 ボトル
【動】 びんづめするNoun:
I found a message in a bottle on the beach!
(砂浜で、ビンに入ったメッセージを見つけたの!)Verb:
Do they bottle Yebisu beer in Ebisu?X
(恵比寿ビールって、恵比寿でびんに入れてるのかな?)
BUTTER
こちらはさすがに動詞の意味はないだろうと思っていましたが、ありました。「バターをぬる」って英語で何て言うんだろう・・なんて悩みが消えますね。
(ちなみに、フライパンに油をひく、という時は前述のcoatを使います。)
BUTTER
【名】 バター
【動】 バターをぬるNoun:
Butter, in moderation, can be part of a health diet.
(バターは、ほどほどに摂るなら、健康的な食事になる)Verb:
If you butter the foil first, the salmon won’t stick to it.
(まずホイルにバターを塗ると、サーモンがくっつかなくなります)
SANDWICH
こちらも、食べ物としてのサンドウィッチだけではありません。朝の通勤の描写に使えそうな便利な動詞ですね。
SANDWICH
【名】 サンドイッチ
【動】 (2つのものの)間に入れるNoun:
That was a tasty sandwich.
(おいしいサンドイッチだった)Verb:
I was sandwiched between two fat guys on the train.
(電車の中で、二人の太った男性の間に挟まれた)
JUICE
お料理をよくする人や、カクテルをよく作る方は、動詞の意味を覚えておくと便利そうですね。
JUICE
【名】 ジュース、しぼり汁、活力
【動】 (果実などの)汁をしぼるNoun:
God, I love orange juice.
(あぁ~、オレンジジュース大好き)Verb:
Can you juice a carrot?
(人参の汁をしぼってくれる?)
COOK
これはご存知の方が多いかもしれません。日本語だと「コック」さん、となってしまっていますが、もとはこの「cook」です。「私はあんまり料理が上手じゃないんです」と言いたいときも「I’m not a good cook.」と言えます。
COOK
【名】 料理人
【動】 料理するNoun:
You are a pretty talented cook.
(あなたはとても才能のある料理人です)Verb:
Please let me cook you something.
(何か、私に料理させてください)
勉強・仕事にまつわるもの 名詞⇔動詞 リバーシブル単語
続いては、勉強・仕事にまつわるものです。こちらも、知っているものや、意外なもの、いろいろチェックしていきましょう♪
BOOK
「予約する」というとき、つい「reserve」を使ってしまうのですが、こちらの方がカンタンですね。「ダブルブッキング」という言葉は、もちろんここから来ています。【名】 本
【動】 予約するNoun:
Have you read any good books lately?X
(最近、何か良い本を読んだ?)Verb:
I need to book a hotel for Golden Week.
(ゴールデンウイークのためにホテルを予約する必要がある)
NOTE
名詞の意味は常識ですが、動詞の意味を知ると、これから「メモをとる」と言いたいとき、「take a note」といわなくても、一語で済みますね。
NOTE
【名】 メモ
【動】 書き留めるNoun:
I can’t read your note, your cursive is too messy!
(あなたのメモ、読めない。筆記体がめちゃくちゃで!)Verb:
You should note what time he comes home.
(何時に彼が帰宅するか、書き留めておいたほうがいいよ)
FILE
この言葉は、動詞の意味を知らなかったので、「へえ」と思ったものの一つです。他には、「正式に届け出る」「正式に苦情を申し立てる」の意味があります。たとえば、「I filed for divorce.(離婚を正式に手続きした)」「He touched me on the breast so I filed a complain.(彼が私の胸を触ったので、正式に苦情を申し立てた)」など、言うことができます。
FILE
【名】 書類とじ、ファイル
【動】 閉じこむ、 削り取る、(正式に)申し立てるNoun:
Can you pass me the patient’s file?
(患者さんのファイルをとってくれますか?)Verb:
I need to file some papers first.
(最初に書類をファイルする必要があります)Verb:
I need to file my sharp nails.
(爪のとがっているところにやすりをかけなくちゃ)
BOX
こちらは、あまり意味に驚きがないかもしれませんが、「box up」は使い慣れると便利かもしれません。また、「ボクシング」はこの言葉から来ていますが、「彼はボクシングをする」は英語で言うと「He boxes.」となります。(私は個人的には、”それだけでいいんかい!”と、ちょっと意外でした)
BOX
【名】 箱、四角形
【動】 箱に詰める、ボクシングをするNoun:
The cat is in the box again.
(箱の中にまた猫が入ってる)Verb:
How will we box up these Christmas lights?
(クリスマスの照明、どうやって箱詰めしたものかね?)
日本語でも、「グーグルで調べる」ことを「ググる」と言います。若者を中心に、名詞を動詞的にどんどん使いまわして変えていくのは、英語も日本語も同じかもしれませんね。
【名】 グーグル(検索サイト)
【動】 グーグルを使って調べ物をするNoun:
Don’t always trust Google.
(グーグルをいつも信用しちゃだめだよ)Verb:
Try to Google my name and see what comes up.
(自分の名前をググって、何が出てくるか見てみよう)
生活に密着した語彙から吸収していくのが最大のコツ
まだまだたくさんご紹介できるのですが、この回はここでいったん終了します。
身近で、知っている言葉から身につけていくのが語彙力アップの最大のコツです。
55段階英語村では、生活に密着したシーンを使って、英会話をしていきます。
「あ、この言葉って、知ってたけど全然使い方が違う!」
「へ~、こうやって言うんだ!」
いろんな発見から、「なるほど」と実感しながら学んでいくことができる場所です。
抽象的で難しい単語を、時間をかけて10個覚えるより、すでに知っている10個の単語の使い方を、2倍・3倍にひろげるほうが、楽しくてカンタン♪
55段階英語村は、みなさんの英会話力アップを、実践スタイルのレッスンで応援します。
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